二週間に一回は「学校の怪談」シリーズを最低30分間は観るのですが、(適当)
この映画について毎回妄想することがあります。
こんなハリウッド的クライマックスはどうかとここからは学校の怪談2における私の完全な妄想の一つです。あしからず。
時計塔でケンの靴を取り戻し、ヌシの襲撃からもなんとか逃げ出したツカサ一行。
中庭へと出てみるが、そこは校内同様荒れ狂った世界、
迫り来る閃光に逃げ惑う子どもたち。
浅野は子どもたちに促され、ナオヤとナナコを救出しに校舎へ入って行った。
中庭の閃光は勢いを増し、ありとあらゆる物を破壊していく。
「ドンっ、ドンっ」何かがおかしい。なんだ!
音のする方向へ目をやると、なんとそこにはヌシが!
長きにわたって時計塔に棲み着いてきたヌシだったが、
怒り狂ったその勢いでついに時計塔から這いでてきたのだ。
ヌシは巨大な手で子どもたちに襲いかかる。
為す術のない子どもたち。
そのときだった。
二宮金次郎像の辺りから声が聞こえる。
「あぁ~、ここはどこじゃ、お、学校か。やっと着いたかぁ。」
お寺の和尚さんだった。
「なn、なんじゃこれはっ・・・」
一瞬何が起こっているのかわらないようだった。
しかし、
和尚さんはヌシを見るなり何かを思い出したかのようにすぐさま中央の花壇に立ち、叫んだ。
「ジャイリューショーバン,カンムザイナン・・・・」
ヌシが唸り声を上げた。その勢いは周りの校舎の窓ガラスを割るほどであった。
激しいヌシの声で、それ以降和尚さんが何と言っているのかは聞き取れなかったが、
その言葉にヌシは確かに反応している。
「わしの大事な子どもたちに、指一本触れさせてたまるか!」
和尚さんは声を張り上げ、再び意味不明なお経を唱える。
少しずつ弱っていくヌシ、しかし、同時にその体からはただならぬ妖気が。
それはすぐさま空を覆っていき、地が震え始めた。
和尚さんの力でも倒せないのか、もうだめだ。皆がそう思った。
・・・・・・・・・・
「騒がしいわね~。私の学校で好き勝手させないわよ。私を誰だと思ってるの。」
いつからそこに居たのだろうか。
眉間にシワを寄せたあの校長先生が子どもたちの横から出てきた。
「あら、真行さん、お久しぶりね。あ、お経唱えるの止めないで。うふ。」
和尚さんは校長先生の姿を見るなりひっくり返そうになったが、
自前のぷよぷよで鍛え上げた精神力により、必死にお経を唱え続けた。
校長先生の首が長くなる。浅野を追いかけた時のように伸びる。伸びる。
やはり気持ちが悪い。
そしてその長い首は、まるで海蛇のようにヌシの周りを泳ぎ始めた。
「うわぁぁっ!・・・・」
後ろから浅野の声が聞こえた。
ナオヤとツカサを連れている。
「と、、時計は返しただろ!」
校長先生はニコっと笑った。その顔は、何かを決心したかのように見えた。
そのときだった!
全長100メートルはあろうかというその長い首が、一気にヌシを縛り上げはじめた。
ヌシが叫ぶ。思わず耳を塞ぐ子どもたち。
すると、飛び交う閃光の激しさが収まり、それらはついたてへと戻っていった・・・・。
同時に、時計塔の大時計から花壇に一筋の光が差した。
「いい子はもう寝る時間よ。うふ」
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